国際学会NUTRITION2020で発表しました

国際学会NUTRITION2020で発表しました

報告日時:2020年7月1日
報告者:手島祐子

皆さん、こんにちは。
事務局メンバーの手島祐子です。
 
先日、American Society for Nutrition主催の国際学会NUTRITION 2020で、修士課程の研究をまとめて発表しました。この学会は、今年の6月に、アメリカのシアトルで開催予定だったのですが、新型コロナウィルスの影響で、急遽オンラインでの開催になりました。
 
私の研究では、Demographic and Health Surveys (DHS)の個票データを用いて、5歳未満児を対象に58か国の低中所得国における個人レベルの栄養不良の二重負荷の経年変化と、その栄養不良状態と社会経済的不平等指数の検討を実施しました。
 
栄養不良の二重負荷とは、2つ以上の栄養不良状態(低栄養状態では、消耗症、発育阻害、微量栄養素欠乏症、過栄養状態では、過体重や肥満)が発現している状態をいいます。そして、これは、国・地域レベル、家族間レベル、個人レベルで起こることがわかっています。
開発途上国では、近年は、発育阻害の子どもの割合は横ばいで推移している一方、
過体重の子どもの割合は、少しずつ増加しています。ゆえに、発育阻害である子どもが過体重状態(個人レベルの栄養不良の二重負荷)になっている可能性があります。私は、青年海外協力隊としてインドネシアの農村で栄養改善活動に従事した経験から、この問題点に着眼し、本研究するに至りました。
 
現在は、この論文を投稿できるように頑張っています。
アブストラクトがこちらで見ることができます。
https://academic.oup.com/cdn/article/4/Supplement_2/915/5845940