ラオスのパクセー教員養成校でのエコヘルス教育についての報告

ラオスのパクセー教員養成校でのエコヘルス教育についての報告

 岩井宙です。東京学芸大学の修士課程を休学し、現在、青年海外協力隊としてラオスに来ています。2018年2月から赴任し、約4ヵ月が経ちました。私はパクセー教員養成校でエコヘルス教育を実施することと、エコヘルス教育のモニタリング評価をしていくことが求められています。エコヘルス教育は個人、社会、環境をダイナミクスな視点から捉え、持続可能な社会の発展を考える健康観であり、新しい研究領域です。エコヘルス教科として教員養成校には既存の教科はないため、新たに研修や模擬授業を繰り返すことで教科として取り入れていくことが求められています。そのため3月末にはラオスの他大学の教員や日本から朝倉先生をお招きして、エコヘルス研修を実施しました。エコヘルス教育で使う教科書を用いて、模擬授業の作成など、実践的な研修を実施しました。(写真①②) 教員養成校以外の活動では、附属小学校で健康診断や歯磨き指導、手洗い指導を行っています。(写真③④) 雨期休みに入る前には、既存の教科の中でエコヘルス教育の教科書を使い、授業を行うことができました。(写真⑤)まだ赴任4ヵ月でラオス語も堪能でない中、ラオス人とコミュニケーションをとり、共に活動することの難しさを感じています。今後の活動としましては、既存の教科からエコヘルス教科への移行に向けての先生方への周知、エコヘルスの教科書を用いての指導案、模擬授業などの作成、附属小学校での健康診断や健康教育の継続、などを行っていく予定です。


  
パクセー教員養成校での研修の様子           システムシンキングの発表         附属小学校での視力検査の様子


   
附属小学校での歯磨き活動の様子    教員養成校でのエコヘルス教育の様子