タイの知的障害児に関する現地調査活動報告

タイの知的障害児に関する現地調査活動報告

報告日時:2020年6月23日
報告者:野口 祐子

みなさん、こんにちは。
事務局メンバーの野口祐子です。
 
2020年2月に3週間、JICAタイ事務所でのインターンシップを行い、タイの知的障害児施設を中心にタイの知的障害者の現状について学んできました。
タイには障害者エンパワーメント局所管の障害児(7-18歳)施設が4か所あり、そのうち3か所で知的障害児を受け入れています。今回はそのうちの2施設、当事者団体、アジア太平洋障害者センター、ラジャヌクル研究所を訪問させて頂きました。
施設スタッフへのインタビューを通して、日常生活能力があるにも関わらず、行き場がなく施設にいる18歳以上の入所者が全体の40%いることがわかりました。タイ政府は民間企業および公共団体に対し、従業員100人につき1人の障害者を雇用することを義務付ける法律を定めています。しかしながら、知的障害者施設の入居者に就職するチャンスはほとんどありません。社会のサポートを受けること、仕事を得ることの難しさによって彼らが社会で生活することを妨げています。