ラオスでのエコヘルス教育に関する論文の出版

ラオスでのエコヘルス教育に関する論文の出版

報告日時:2020年10月1日
報告者:友川幸 

ラオスでのエコヘルス教育に関する論文が掲載されました。エコヘルス教育の開発および普及にあたり、多くの人々の協力があったことに心から感謝申し上げます。
この論文では、健康と環境教育の質を改善し、発展途上国で持続可能な開発を達成するためのエコヘルス教育の有効性を主張しています。

エコヘルス教育の必要性を説明するために、健康教育、環境教育、ESDの変遷を振り返り、開発途上国におけるエコヘルス教育の必要性と役割を検討しました。
また、ラオスでエコヘルスのケース教育の開発と普及の事例を参考にして、エコヘルスの概念を教員養成機関での教育として具現化するための教育内容の具体例を報告しています。
さらに、開発途上国でエコヘルス教育を実施するために、必要なアクションとして、以下の5つのことを提案しました。
(i)公衆衛生と人類学のアプローチに基づく研究を推進し、研究結果を使用した教材を開発すること、
(ii)学齢期の子供たちのエンパワーメント(子どもの主体性の強化)、
(iii)健康や環境の問題の改善のための地域住民の積極的な関与と協力、
(iv)参加型の教育と学習の方法論の普及、
(v)エコヘルス教育の普及のための教員養成のトレーニングシステムの構築、また現職教員へのトレーニング。

Introducing Ecohealth education in a Teacher Training Institute in Lao PDR: a case study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32911534/